コンドームメーカーのデュレックス社が行っている性意識調査であるデュレックス セクシャルウェルビーイングサーベイ2007によれば国別の年間性交渉回数の上位は以下の通りです。
1位 ギリシャ 164回
2位 ブラジル 145回
3位 ポーランド 143回
ちなみに日本は・・・26カ国中最下位の48回でした。ワールドカップであれば間違いなく1次リーグ敗退です・・・。
これは単純に人種や文化の問題というよりは、日本が極めてストレスフルな社会であることを示しているのではないでしょうか。
以前のコラムでも触れましたが、ストレスは交感神経を活性化させ、持続的な興奮や緊張をもたらします。しかし、勃起に必要なのは緊張ではなくリラックスした状態であるため、ストレスはEDの原因になる上に、性交渉をしようという意欲自体にも悪影響を及ぼします。
2007年の調査では、現在、財政問題で大揺れのギリシャがダントツ1位でした。公務員率の高さや公務員の高年俸、高額な年金などがつるし上げにあっていますが、ストレスは少なかったんでしょうか?ギリシャの大幅な賃金・年金カットなどのテコ入れ政策が性交渉回数に影響するようなら、ストレス説もますます現実味を帯びてくるかもしれません。
ちなみに、日本は世界の幸福度調査では97ヵ国中43位、先進国中では最低レベルだそうです。
ストレスと幸福度の相関についてはわかりませんが、相反するものと思えるので、この結果もやむなしといったところでしょうか・・・。
ストレスフルなこの日本で、ED治療を通じて少しでも皆様方の幸福度アップに貢献できるよう、頑張っていきたいと思います。